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私のナースストーリー

「ナラノヤエザクラ(奈良の八重桜)」について

2014年7月の病院フルオープンを記念し、正面玄関前に「ナラノヤエザクラ」が植樹されました。
「ナラノヤエザクラ」は奈良市のシンボルの木に制定されています。
今は細く背の低い桜の木ですが、春にはきっと八重の桜を咲かしてくれることでしょう。

「ナラノヤエザクラ」のように美しい看護の花を咲かせたいと願う
看護部長のつぶやきに時々耳をお貸しください。

2015.5.1 目以外のなにかで、ものを見たことがありますか?

2015.4.20 2015「桜を見る会」に行ってきました!

2015.4.10 4月の風

2014.12.18 院内クリスマスコンサートで感じた「寄り添う看護」の原点

2014.9.5 タウンコンサート in 市立奈良病院

2014.8.11 恥ずかしがり屋のスーパームーン

2014.8.6 27年度採用内定者集合!!(第1弾)

2014.8.2 新人ナースの眼差しの変化

2014.6.18 「愛すること」「祈ること」そして「生きる」こと

2014.6.18 ありがとう! 叙勲祝賀メッセージ!!

2014.6.16 「ナラノヤエザクラ(奈良の八重桜)」

 

目以外のなにかで、ものを見たことがありますか?

2015.5.1


Have you seen unseen?
イメージダイアログ・イン・ザ・ダークを知っていますか?
ダイアログ・イン・ザ・ダークは「暗闇のソーシャル
エンターテインメント」です。
4月26日(日)、副看護部長2人と教育担当看護師長と共にグランフロント大阪 北館 4F ナレッジキャピタル 積水ハウス「SUMUFUMULAB」に行ってきました。
私たち4人に初対面の2人を加えた6人1組が、全に光を遮断した空間の中へ入り、遊んだりおやつを食べたりしながら家族の対話を体験するのです。部屋に入る前に暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障害者)から白杖の使い方を教えてもらいました。
対話を成立させるために、お互いの呼び名を決めます。ミッチー、お母さん、ショウコ、いくちゃん、ダイスケ、タエちゃん・・・(私たち4人の呼び名はわかりますか?)と決めました。
さあ、ダイスケを先頭に玄関に向かいます。「少し段差がある!」 ダイスケが玄関のドアを開けます。後ろに続くショウコが「この音は引き戸だ!」と知らせます。 中の三和土を白杖で検索し「ざらざらのタイル張りだ、みんな触って」。「かがむのは怖いよ」。
次は靴を脱いで部屋に上がります。「左から順番に詰めて反対向いて!そしたら腰を下ろして靴を脱ぐよ」 イメージ
「上は板の間」。さあ、廊下を歩いて庭に行こう。
白杖が知らせてくれる足元の変化、材質の違い。高低差。
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額に触れる暖簾の感触。壁の終わりで方向変換する。
自分を取り巻く全ての感触を、言葉にして、続く人に知らせる。・・・

「お母さん、暖簾をくぐったら、左の壁に沿って歩くよ。ほら、足の感覚が変わるよ。板の間から畳だよ・・・お母さん!」
「わかった、わかった。ミッチー、お母さんの後ろにいる?」
「お母さん、ミッチー居るよ、(優しくタッチ) ほら後ろにいるからね」
「腰を下ろすよ、座った? 足元を探してご覧・・・」
「下駄だよ・・・みんな下駄履いたあ?」

「あっ、空気が変わった! 」「ほんとだ」「鳥のさえずりが聴こえる」

縁側についたら下駄を履いて庭で遊びました。遊ぶといっても、準備してあるブロックを用いて家を組み立てるプログラムです。3人ずつ2組に分かれて取り組みました。分かれた2組の行動は全く異なりました。1組目は最初に準備してあるもののすべての形と数を確認し共有して作業を開始し「2階建ての家」を作りました。もう1組のチームは皆がそれぞれにブロックを触り、長いポールや短いポールがある、ジョイントは3つ穴と2つ穴があると声に出すのですが、全体把握ができず完成することができませんでした。さて私はというと、後者の組の、しかも指示待ちメンバーになっていました。(情けない!)その後、下駄を脱いで居間に行き、座布団に座ってオシボリで手を拭き、お茶とお菓子をいただきました。コップを口に運んだつもりなのに、顎にぶつかる。私たちは日常無意識に目測していることにも気づきました。それからごちそうさまをして、居間を出て玄関に戻り、靴を履いて外に出ました。 わずか70分間の体験でした。しかし、その過程で視覚以外の様々な感覚の可能性と心地よさに気づき、 そしてコミュニケーションの大切さ、人のあたたかさを感じました。
暗闇の中では看護部長も副看護部長も教育担当も同じ「ただの人」で対等でした。そこで過ごすためには「対話」が必要でした。あなたが安全でなければ、私の安全はありません。あなたを大切することは私を大切にしてもらうことです。
自分が察知した情報を言葉で伝え同意を得る、他者が察知した情報をありがとうと受け取り自分の情報にする・・・これこそPNSでいう「補完」だと思いました。
この体験をとおして新たな自分を発見しました。看護部長という職責上、リーダーとして看護部を引っ張っていると思っていましたが、実はみんなの提案により成り立っていたことに気づきました。
庭でブロックのお家を作る作業でそう思いました。

目以外のなにかで、ものを見たことがありますか?
    Have you seen unseen?
ダイアログ・イン・ザ・ダークはそう問いかけます。
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