12月17日（水）当院会議室でクリスマスコンサートが行われました。

　　　　　　【レポーター】　看護部広報委員　3階西病棟　福嶋　あゆみ　　

当日は約80人の入院患者さん・ご家族が参加され、音楽療法士の飯塚三枝子先生をお招きし、ピアノ演奏に合わせてクリスマスソングや昔懐かしの名曲、童謡を歌ったり、しりとり・じゃんけんゲームで歌い、楽しみました。また、病院スタッフ有志によるトーンチャイム演奏やギター・ピアノの伴奏による合唱がありました。

いつもの会議室がクリスマスの装飾がされ、クリスマスツリーがきらきら輝いており、患者さんも大変喜ばれていました。

参加された患者さんからは、「長い間入院しているが、病院でこんな経験ができると思わなかった」「歌を歌って久しぶりに大きな声が出せて、すっきりした」「季節を感じられて嬉しかった」「気分転換になった」「あっという間に時間が過ぎた」と、感想をいただきました。クリスマス会の会場から出てくる患者さんはみなさんとても穏やかな笑顔で、病室に戻られて行きました。

参加したスタッフからは、「病室では見たことのない、患者さんの笑顔を見ることができた」「コンサートが終わったあとも、歌詞カードを病室で眺めている患者さんがいて、コンサートの時間が楽しかったのだなと感じた」「音楽を聞くだけでなく、みんなで歌ったり手を動かしたりして、いいリハビリになっていたと思う」「音楽で患者さんの表情が変化する瞬間を見ることができて、『音楽の力』を感じた。この場所に患者さんと一緒にいられることが嬉しかった」などが聞かれ、クリスマス会は大成功でした。

寒い季節になっていますが、患者さんもスタッフもみんな笑顔になれ温かい時間が流れたひと時でした。