修了要件
臨床研修修了要件
- 臨床研修の到達(研修医評価表Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)でレベル3以上の評価を受け、かつ、EPOC2に入力済みであること。
- 経験すべき症候(29症候)、疾病・病態(26疾病・病態)について指導医からの承認を受け、かつ、考察はレポートで研修医室に提出済みであること。
CPCレポートを提出していること。
(提出期限、2年目の2月14日まで) - 必修分野の履修を完了していること
- 4週間(20日分)以上の一般外来研修の実施記録があること
- 90日以上の休みがないこと
- 年1回の研修発表会で発表すること
- 院内感染対策講演会(年2回以上)、CPC(2年間で1回以上)に参加すること
- 緩和ケア研修会(まほろばPEACE)を受講すること
- 虐待について講演会参加、もしくは、講義を受けること
- 社会復帰支援について経験すること
- ワクチン接種業務を行うこと
※7、8、9、10、11の事項について、EPOC2に記録(日付を含む)を残すこと - 二次救命処置講習会(ICLSコース)に参加すること
プログラムの修了時の認定
- 上記の履修を終了した臨床研修医を対象に、研修管理委員会での議を経て研修管理委員会長(市立奈良病院院長)が適格者を認定し、臨床研修修了認定証を授与する
- 上記の履修を修了できなかった臨床研修医については、引き続き研修期間の延長を行い同一プログラムでの研修を行う
評価体制
EPOC2での評価表をもとに,研修管理委員会で年2回の形成的評価を行う。また、研修医室(指導医)はこの内容をもとに、研修医の到達目標達成や研修生活を援助する。
プログラムの管理・運営
- 研修管理委員会を開催し、臨床研修が円滑に行なわれるよう議論し実行する。また、プログラムは年度ごとに評価を行い、研修医や指導医等の意見もとりいれ、必要に応じ、修正、改定を行う。
- 研修管理委員会は、委員長、プログラム責任者、研修実施責任者、事務責任者等を含む委員により構成され臨床 研修に関する全ての事項の協議・運営を行う。