初期臨床研修について
市立奈良病院は古都奈良の市街部に位置し、奈良公園や元興寺などの文化遺産にも近い素晴らしい環境にあります。350床の急性期病院で、がん診療や救急医療、地域医療など市中病院ならではの幅広い医療を研修することが可能です。
研修医センター ごあいさつ
市立奈良病院 研修医センターの理念は、「人を診る医師の育成」です。これは、医師臨床研修制度の骨幹と同様であり、そして、当院の卒業生は、将来にわたり、病気も人も診る医師として、各領域で活躍する医師とならんことを我々は期待しています。
初期臨床研修の2年間は、学生から社会人となり、かつ、医師として社会的な責任を担い、若い皆さんは期待と不安が混じりあうことでしょう。私もそうでした。でも、市立奈良病院の研修医の先生は大丈夫。ここには、多くの「出会い」があるからです。活気あふれる同僚や職員とともに、楽しみながら、次のような経験があなたを成長へ導いてくれるはずです。そして、それを我々、研修医センターがサポートしています。
多くの同僚が、あなたと分かち合えるでしょう。
多くの指導医が、あなたによき影響を与えてくれるでしょう。
多くのスタッフが、あなたを支えてくれるでしょう。
多くの経験をできる機会があるでしょう。
当院は平成18年から臨床研修病院の指定を受け、以来、多くの先生に研修の場を提供してきました。また、臨床研修委員会に加え、平成22年、臨床研修センターを設置し、指導医の研鑽を高め、そして、研修医の先生からの意見を取り入れ、よりよい研修を心がけています。人を育てるのは「出会い」です。やる気と体力のある皆さん、是非、ご応募をお待ちしています。
市立奈良病院 研修医室長
山口 恭一