スキル・ラボ室 CHAINS
市立奈良病院では、県内でもいち早くスキル・ラボ室を設置し、全ての職種・職員が24時間、いつでもシミュレーターを用いた学習ができる環境が整っています。また、定期的に、BCS、ICLSをはじめとした講習会を開催しています。
シミュレーション・トレーニングは近年盛んに行われるようになり、医療技術を実際に経験して学習し、技術を磨きます。これは技術の向上だけでなく、より安全な医療にも繋がります。例えば航空業界を思い出してください。飛行訓練以外にもフライト・シミュレーターで十分な訓練や危機管理がされているからこそ私たちは安心して飛行機に乗ることができるのです。スキル・ラボ室は、当院がより安全で高度な医療を提供できるよう、日々研鑽を積む場としての重要な役割を担っています。
当院のスキル・ラボ室の愛称は『CHAINS』です。これは、市立奈良病院を英語表記にした
『Nara City Hospital』のアルファベットのなかから『NaCiHs』を並び替えたもので、学びの輪、仲間の輪、命をつなげる輪、いろいろな輪が集まり奈良に貢献できるシミュレーションセンターになろうという想いが込められています。