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消化器肝臓病センター

内科、外科の各々の特徴は残しつつ、従来の診療科の枠組みにとらわれない消化器肝臓病センターを創設しました。

消化器は消化管(食道、胃、十二指腸、小腸、大腸)、肝臓、胆嚢、胆管、膵臓の多数の臓器から構成され、各々に良性、悪性の疾患が存在し、診断、治療に幅広い知識と高度の専門技術が要求され、かつ医療面での需要が大変多い領域です。胃癌、大腸癌(結腸、直腸癌)、肝癌等の消化器系悪性腫瘍は常に日本人の死因の上位を占め、また良性疾患においてもウイルス性肝炎や非アルコール性脂肪肝炎(NASH)などは社会的問題としても取り上げられるようになりました。

一方、消化器癌の診断、治療においてはともすれば内科は主に検査および診断を、外科では主に治療をと考えられがちでしたが、近年では内視鏡下、超音波ガイド下の癌治療が内科で行われ、外科でも術前、術後の抗癌剤による化学療法を行うなど、両者間の境界領域が拡大しており、診療機能向上のためには、互いの領域をも熟知しなければならない状況となっています。既に従来、消化器内科・外科の合同カンファレンスを行い、診断・治療方針・手術術式・病理結果等についての検討を行い消化器内科医・外科医の間で情報の共有化を行ってきましたが、消化器・肝臓疾患診療の質的向上のみならず、医療需要の増大に対応する診療の効率化が必要とされています。

消化器肝臓病センター

市立奈良病院では2008年7月1日、消化器内科と外科の2診療科の組織を再編し、新たに消化器肝臓病センターを創設しました。内科、外科の各々の特徴は残しつつ、従来の診療科の枠組みにとらわれない、機動的、横断的な消化器疾患の診療体制を構築します。

センター化にあたって、

  1. 病棟の集約化(3階西、3階南病棟)を行い、医師の診療体制のみならず消化器・肝臓病看護体制の効率化・質の向上をはかる
  2. 内科・外科の垣根を取り外し、診療をスピード化する
  3. 増加し続ける消化器癌・肝臓癌の診断技術や治療・手術成績の向上のみならず、癌患者の生活の質(QOL)の向上をめざし、長期的な診療体制を提供する
  4. 院内の他部門との連携を深め、さらに機能的な診療単位の構築をめざす

など、より高度な専門的医療を目標として研鑽し、消化器・肝臓病患者さんに対するより適切な医療の提供に努めていきたいと考えています。

 

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