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採用情報

脳卒中センター

脳卒中診療の専門医が、最先端の高度な医療技術を駆使し超急性期から回復期への移行まで、多職種とともにチーム医療を実践していきます。

当院では神経内科医と脳神経外科医が協力して脳卒中診療に関わってきましたが、この度、今まで以上に積極的に脳卒中急性期症例を受け入れ、より高度で専門的な急性期治療を展開して行くために脳卒中センターを開設しました。

当院には脳卒中診療を担当する10名の常勤医(神経内科医5名、脳神経外科医5名)が在籍しており、うち4名が神経内科専門医、4名が脳神経外科専門医の認定資格を有するとともに、脳卒中専門医の認定を5名が、脳血管内治療の指導医資格を1名が、専門医資格を2名が有しています。これら脳卒中診療の専門医が、関連する多職種からなるスタッフと共に医療チームとして機能し、整備された高機能な診断・治療機器を駆使し、脳卒中症例の超急性期における高度で専門的な治療を行える奈良県内屈指の施設となりました。

●脳卒中とは
脳卒中とは、脳動脈が急に閉塞あるいは破綻して、突然、症状が出現する病気で、動脈が閉塞した場合には脳梗塞・一過性脳虚血発作(TIA)と呼ばれる状態を、動脈が破綻した場合には脳内出血・くも膜下出血と呼ばれる状態を引き起こします。いずれも発病直後から命に関わる重篤な状態となることもありますし、命を取り留めても重い後遺症にくるしむことの多い疾患です。近年、これらの予後を改善させうる治療法が進歩を遂げてきました。

●当院での脳卒中の高度で専門的な急性期治療
特にこの数年間は脳梗塞に対する超急性期の治療が進歩し、発症4.5時間以内の脳梗塞に有効とされる血栓溶解療法(tPA静注療法)を適応症例には積極的に行っております。さらには血栓溶解療法の適応外の症例や、血栓溶解療法単独ではその効果が乏しいと想定される症例において、慎重に検討を加えた上で有効性が高いと判断された場合には、種々のカテーテルを用いた血管内治療(血栓回収術)も行っております。
また、脳内出血に対しては侵襲の少ない定位脳手術内視鏡手術にも取り組んでいますし、くも膜下出血では症例ごとに治療法を検討し、開頭クリッピング術もしくは血管内治療によるコイル塞栓術を行っています。

●治療効果を上げるためには
脳卒中治療では脳卒中専門病棟での集約的治療の有用性が証明され、発症後出来る限り速やかに専門医が常駐し、高度な治療が実施可能な専門病院にて治療を開始することが生命予後だけでなく、機能的な予後も改善させうることが判ってきました。当センターでは重症症例の急性期治療は集中治療専門医とともにICU(集中治療室)にて行い、可及的速やかにリハビリを開始、継続しながら全身状態の早期安定化を図っています。その後は脳・神経センター病棟で回復期への移行期まで経験豊かな多職種からなるスタッフと共にケアに当たり、次のステップへと繋げていきます。

●多くの脳卒中患者さんを受け入れるために
当センターでは脳卒中が強く疑われる症例の救急隊からの受け入れ要請に24時間365日対応する態勢を整えました。頭部CT、MRI、脳血管撮影がいつでも施行可能で、迅速な病態評価により正確な診断の元、専門的で高度な超急性期脳卒中治療を行って行きます。


担当医紹介

徳永 英守(センター長)

学歴・学位 奈良県立医科大学 昭和62年卒/医学博士
専門医・活動 日本脳神経外科学会専門医、日本脳卒中学会専門医
専門分野 脳血管障害、脊髄疾患、脳腫瘍

 

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