リハビリテーション科
整形外科の手術は、手術が終われば終了というわけにはいきません。その後のリハビリテーションが大事になってきます。当院では毎週、整形外科医師と理学療法士や作業療法士がカンファレンスを行い、個々の患者様に合ったリハビリテーションを提供しています。
リハビリテーション科では、他科とのチームアプローチにて運動機能障害の診断・治療・予防を中心に多くの疾患に対する診療を行っています。対象疾患は、脳卒中後遺症(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)、頭部外傷、脊髄損傷および脊髄疾患、四肢切断、四肢変形、外傷後遺症、呼吸循環器疾患(心筋梗塞、慢性呼吸不全)、排尿障害、リンパ浮腫など様々です。
また、医療技術部リハビリテーション室では、理学療法士15名、作業療法士7名、言語聴覚士4名の計26名のスタッフをそろえ、急性期リハビリテーションサービスを提供し、可能な限りの機能回復を目指した治療、日常生活や生活の質の向上、社会への統合を援助しています。患者様にはその時期に応じた適切なプログラムを設定し、それぞれの専門職スタッフが対応致します。また、治療に関しては十分なサービスが提供できるようにマンツーマンでゆとりのある治療時間をとるようにしています。さらに、へき地医療拠点病院として地域の訪問リハビリ支援などにも取り組んでおります。スタッフ一同、常に患者に安心してリハビリに取り組めるよう、又その人らしい生活が送れるよう全力でサポートしていきます。
理学療法士 15名、作業療法士 7名、言語聴覚士 4名、リハビリ助手 1名
(2021.11 現在)
担当医紹介
河原 郁生(部長 兼:整形外科部長、人工関節センター医師)
学歴・学位 | 奈良県立医科大学 平成9年卒 |
専門医・活動 | 日本専門医機構整形外科専門医、日本整形外科学会運動器リハビリテーション認定医、日本整形外科学会リウマチ認定医、日本スポーツ協会公認スポーツドクター |
専門分野 | 整形外科、股関節、人工関節、骨切り術、運動器リハビリテーション |